風立ちぬ 感想

風立ちぬ観てきましたので感想を書きます。極力ネタバレはしないようにします。

正直映画館で見てよかった。かなりの傑作映画でした。しかも自分的にも好きな映画の一つになりそうです。

宮崎駿監督の「オレってメッチャ飛行機好きなんだよね~」という気持ちがアニメーションの動きに反映されていました。

飛行機だけでなく、ストーリーも、堀越二郎さんの幼少から30代くらいまでの飛行機作りと恋愛について書かれた話なのですが、なかなか良かったです。

良く実話に基づいた話って映画になるとつまらなくてがっかりすることがあります。

でもこの映画は120分以上あるのですが、ストーリーの切り口や、監督のストーリーボードの魅力、演出の巧みさもあるせいか、全く長く感じませんでした。

というかもうちょっと見ていたい気になりました。

あと驚かされたのが音で、なんでも飛行機などの効果音が全部、人間の声で表現されているそうです。

その人間的な音が、最初はコミカルかなと思ったのですが、見て行くうちに爽快感があるシーンではより爽快に。

不気味なシーンではより不気味に耳に入りこんできます。というか頭にしみ込んでくるように感じました。

この音を大画面で楽しめたのは今までにない体験でした。これだけでも映画館に行ってよかったなと思います。

別にジブリの回し者ではないですが、この「風立ちぬ」は間違いなく映画館で見るべき映画ですね。


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